「ドットインストールでPHPの基礎文法を学んでるけど難しい!でもどうしても理解したい!どうしたら理解できるようになる?」
そんなアナタに。ドットインストールのPHP基礎文法編を理解できる勉強方法をお伝えします。
PHPで挫折しないために、しっかりと理解して一歩ずつクリアしていきましょう。
前回の『はじめてのPHP編』はコチラ↓
>>>PHPの独学は難しい?勉強方法を知ってコツコツ学ぼう《PHPの基礎》
【ドットインストール】PHPの基礎文法を理解するオススメ勉強方法
ドットインストールの『PHP基礎文法編』。正直なところ、初見では何やってるのかさっぱりわからなかったです↓
>>>詳解PHP 基礎文法編
文法が次々と紹介されるのですが、知らない用語だらけだったり、どう使われるのかわからなかったり…とにかく難しくて。
挫折して、もうドットインストール見るのやめようかと思ったんですが…そこで。
理解するためにいろいろ調べて良い教材をみつけました。それは本とYoutube動画です。以下に紹介します↓
ドットインストールの【PHP基礎文法編】の前にこの本を見よう
PHPをいじりながら、前提知識がなくても「何がどうなってるのかわかる本ってないかな?」と探したら、ありました。
この本、めちゃくちゃわかりやすくてオススメです↓
『いきなりはじめるPHP』 谷藤賢一 著
プログラミングの本は改訂版が出てることが多いので、新しい本を買った方がいいです。
この本の中では『Tera Pad』というエディタツールを使っていて、ちょっと古い画面でやってる感じはします。しかし、VSCodeエディタでやっても全く問題なかったです。
PHPプログラミングの感じがつかめればOK。後半に出てくる『データベース編』は内容が古いので、ドットインストールの『MY SQL入門』で学びましょう。
ドットインストールの『PHP基礎文法編』では駆け足すぎてついていけなかったですが、この『いきなりはじめるPHP』ならほんとに一歩ずつやってくれます。そしてしっかり内容が理解できる。「自分でシステム作れてる!」って手応えもあります。
まずはこの本で感覚をつかむのが良いです。
ドットインストールの【PHP基礎文法編】の前にこの動画を見よう
PHPの感覚をつかんだあとは、このYoutube動画がオススメです。
文法も学べるのですが、とにかく説明がわかりやすい。
ドットインストールの『PHP基礎文法編』を見て「わかるようなわからないような…?」という感じだったのが「なるほどそういうことだったのか!」と、何をしていたのかだんだんわかってきます。
見るだけでレベルアップするので、一通り見終わったら再びドットインストール動画にいってみましょう!
ドットインストールの『PHP基礎文法編』が理解できる
戻ってきました。強敵。ドットインストールの『PHP基礎文法編』↓
>>>詳解PHP 基礎文法編
初見と違って本とYoutubeでPHPがどんな感じがつかめているので、何やってるのかわかります。自分がレベルアップしてるのが実感できるでしょう。
ひとつひとつの動画を見ながら、自分なりにポイントをまとめてみるといいですよ。
以下にそれぞれの動画で学べるポイントをまとめます。(理解するには動画を合わせて見ましょう)
1.PHPを学んでいこう
【以下のポイントがわかればOK】
- PHPを使うと、利用者のアクセス状況によって表示を変えることができる
- なのでHTML&CSSは「静的サイト」でPHPは「動的サイト」
2.ブラウザ実行環境を使ってみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 「ターミナル」とは、コマンド(命令文)を書いて操作・設定を行うためのツールのことです
- ターミナルに「php -v」と入力するとバージョンが調べられる
- ターミナルに書いたコマンドを消すには「clear + Enter」か「Control + L」で消せる
3.メッセージを表示してみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 無料動画『はじめてのPHP』で覚えたことを使ってみましょう
- 命令は基本的に上から順番に実行されます
- PHP_EOL;と入力すれば、環境に合わせた改行をしてくれる
- 文字列の後につなげるには「.(ピリオド)」が必要。見やすいよう前後に空白を入れてOK
- エラーメッセージも読めるようにしていこう
- Parse errorとは、解析エラーのこと
- syntax errorとは、文法のエラーのこと
4.コメントを使ってみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 「command + /」でコメントにできる
5.変数を使ってみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- PHPで変数を使うには、「$ + (名前)」 で変数の箱を作れる
- 変数に=で値を設定する
- 変数に値を設定することを「代入」、=のことを「代入演算子」いいます
- ピリオドでつないで変数を書く
- 変数を使って書いておけば、後から変更があっても管理しやすいと理解できたらOK
6.文字列の扱いを見ていこう
【以下のポイントがわかればOK】
- 文字列は”(シングルクォーテーション)と””(ダブルクォーテーション)のどちらで書いてもいい
- “”(ダブルクォーテーション)を使った場合、変数を直接埋め込める
- 文字列に””を入れたい場合は、\(バックスラッシュ)を入力すれば使える
- Tabを入れたい場合は「\ + t」
7.ヒアドキュメントを使ってみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 長めのテキストを書く場合、変数の値を「<<<‘EOT’」として、改行の後にテキストを書く
- 「EOT」じゃなく好きな名前をつけていい(終端記号)
- 終端記号の後は必ず改行する
- EOT;の後にechoで参照させる
- 「<<<‘EOT’」の部分を””かEOT(終端記号)のみにすれば変数を埋め込める
- 書いた宣言を字下げすることもできる。終端記号が字下げされた分は消される
- 変数を展開しない書き方を「ナウドキュメント」、展開する書き方を「ヒアドキュメント」という
8.数値の計算をしてみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 「四則演算」とは、単に足し算・引き算・掛け算・割り算のことです
- echoで計算された答えが返ってきます
- 「%」だと割った上で余りを出します
- 「**」だと「べき乗」になります。「べき乗」とは2乗とか3乗とか、同じ数や文字をその回数で掛けることです。10の3乗だと「10×10×10」なので「1000」になります
- ()で先に計算させることもできます。ここらへんは算数と同じ
- PHPでは数値っぽい文字列を計算に使うと、エラーにならずに数値に変換されて計算の答えが出ます
9.変数を使った計算をしてみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 変数を使ってちょっと複雑な計算をしましょう。省略する書き方もわかります
- どういう場面で使われるのかは今のところイメージしづらいですが、なぜ答えがその数になればわかればOK
10.定数を使ってみよう
【以下のポイントがわかればOK】
- 「定数」とは、変更できない値のことです
- 定数には2通りの書き方があります
- 1つ目は、define()という命令を使います。定数は大文字で書くルールがあり、$マークは付きません
- 2つ目は、constを使います。
- define()とconstの書き方の違いをよく見ておきましょう
11.データ型を整理しよう
- PHPには「データ型」という種類がいろいろある
- 「データ型」とは、データの扱いに関する形式のこと。データを格納する箱の形。
- 文字列はstring型と呼ばれ ‘ や ” で囲む
- 整数はint型と呼ばれる
- 小数点を含む数値を浮動小数点といい、float型と呼ばれる
- Nullは「ナル」や「ヌル」型と呼ばれ、何もないことを意味する
- true/falseの真偽値を表すbool型というのもある。真偽値とは、ホントか違うかの2つを表すこと
- 複数の値をまとめることができる「配列」というものがある
- 「配列」はarray型と呼ばれる
- 複雑なデータ構造を表現するためのobject型というのもある
- これからやってくことなので、なんとなーく聞き流しておけばOK
12.変数の型を調べてみよう
- 「データ型」をコードで見ていこう
- $aは文字列string型です
- $bは整数のint型です
- $cは浮動小数点のfloat型です
- #dはNull型です
- #eは真偽値を表すbool型です
- どの型か調べる方法もあります。var_dump()という命令を使います
- 型を変えたい時は「キャスト」という方法があります。値の前に()で何型か指定できます
13.ifで条件分岐をしてみよう
- 話は変わって「ifで条件分岐」という内容になります
- 「この値の場合はこうした処理をする」と命令するわけですね
- {}で囲って指示した部分を「ブロック」と呼びます。ブロック内は字下げしましょう
- ifの時は;がいりません
- 他の条件はelseでつないで書きます
- さらに条件を入れる場合、else ifもしくはelseifでつないで書きます
14.比較演算子と真偽値について見ていこう
- 「比較演算子」と呼ばれるいろいろな記号を見て、どう作用するのか知りましょう
- >= は「〜以上」
- <= は「〜以下」
- > は「〜より大きい」
- < は「〜より小さい」
- === は「〜と等しい」
- !== は「〜と等しくない」
- 条件を満たしていればtrue、満たしていなければfalseとなって命令が処理される
- 比較演算子がない値が条件になることもある
- 比較演算子がない値がfalseになるのは、false・数値・文字列の0・空文字・null・空の配列の場合。それ以外はTrue
15.論理演算子を使ってみよう
- 実際にありそうな条件分岐&処理を重ねて書いてみましょう
- 入れ子にすると長くなって読みづらいので「論理演算子」という記号を使って短く書きましょう
- 「&&」もしくは「and」と書けば「なおかつ」という意味になる
- 「||」もしくは「or」と書けば「もしくは」という意味になる
- 「!」と書けば「〜ではない」という否定になる
16.switchで条件分岐をしてみよう
- switchを使うとスッキリ書ける
- switchもifと同じく;がいらない
- 比較したい値をcaseで書く
- 処理を終えるのにはbreakというキーワードを使う
17.switchを使いこなしてみよう
- 条件を複数並べることもできる
- 値がどの条件にも当てはまらなかった場合の処理はdefaultというキーワードを使う
- switchを使う時はbreakを書き忘れないように注意
18.forを使ったループ処理をしよう
- 特定の処理をくり返し実行するための「ループ処理」について学ぼう
- まずはforを使う。forを使うと繰り返す処理をさせることができる。;は不要
- ループさせる回数を数える「カウンター」の変数名には「i」がよく使われる
19.whileを使ったループ処理をしよう
- とある条件が満たされている間に、特定の処理をくり返すためにあるのが「while」
- while文では条件に対する処理を書き忘れると無限ループになってしまうので注意
- 最初から条件を満たしていない場合は実行されない
- 1度は実行して、条件次第でまた実行してほしいという場合は「do-while」を使う(;が必要)
20.continue、breakを使ってみよう
- forやwhileで、特定の回だけ処理をとばせる方法がある
- continueというキーワードを使うとスキップする
- 倍数を表現したい時は%演算子を使う
- ループを抜けたい時はbreakを使う
21.関数で処理をまとめてみよう
- 関数とは、とある数が変化するとそれに関係して変化する値のことです
- Functionというキーワードで関数を書きます
- 同じような処理を何度も書くときは関数を使って呼び出すと便利です
22.引数を使ってみよう
- 関数に渡す値を「引数」という。仮置きしている値は「仮引数」という
- 実際に関数を呼び出すときに渡される値は「実引数」という
- デフォルトの値を設定しておくこともできる
23.returnで値を返してみよう
- returnを使うと値を関数に返すことができます
- returnの後の処理は無視されるので注意
24.変数のスコープを理解しよう
- PHPでは関数の外で定義された変数を使うことはできないというルールがある
- 関数の外で定義された変数を使いたい場合はglobalというキーワードを使う
- しかしglobalを使うとコードが長くなったときに追いにくくなる
- なので、関数内で使う変数は引数で渡すか、関数内で定義した方がいい
- 変数の有効範囲を「スコープ」という
- 関数内だけで有効なのは「ローカルスコープ」という
- 関数の外全てで有効なのは「グローバルスコープ」という
25.無名関数を作ってみよう
- 関数自体を値として使うこともできる
- 関数を値として代入する時は;が必要。スペース入れたり改行しないのも気をつけよう
- 名前のない関数を「無名関数」もしくは「クロージャー」という
26.条件演算子を使ってみよう
- 条件分岐を短く書く「条件演算子」という書き方がある
- 「条件演算子」は短く書ける反面、読みづらいというデメリットもある
- 27.引数の型を指定しよう
- 「これはこの型で処理してね」と型を指定することができます
- 返り値がない場合はvoidというキーワードを使う
- 型を強く指定したい場合はdeclareというキーワードを使う
28.nullも渡せるようにしよう
- 型の前に「?」を付けると「nullかその型か」という意味になる
- この「?」は返り値だけじゃなく引数の型にも付けることができる
- 「nullかそれ以外か」という指定はできる。しかし「整数か文字列か」や「文字列か真偽値か」といった指定はできない。
29.配列を使ってみよう
- 複数の値をまとめて扱うことができる「配列」について知ろう
- それぞれの値を [] (大括弧)の中にカンマ区切りで入れると、まとめて管理することができる
- 途中に改行しても,を入れてもOK
- インデックスの数字は「添字」といったりもする
- 値の変更をする時もインデックスを使う
30.配列のキーを指定しよう
- 配列をわかりやすく表示するには、var_dump() かprint_r()を使うといい
- 配列のそれぞれにアクセスする数字を好きな数や文字列に変えることもできる(値に対するキーと呼ばれる)
31.foreachで配列を操作しよう
- 配列のすべての要素に対して処理する「foreach」について知ろう
- キーも合わせて表示させることができる
32.配列の要素を展開しよう
- 他の配列を入れたい時は「…」とすれば入れることができる
- 配列の中に配列を入れたり、別のデータ型の値を入れることもできる
- アクセスの仕方も理解しておこう
33.可変長引数を表現しよう
- 引数の数が変わっても処理できる「可変長引数」について知ろう
34.複数の返り値を受け取ってみよう
- 配列を返り値にすることもできる
PHPの基礎文法を理解する勉強方法 まとめ
『基礎文法編』の後半なんかは、PHPをすでにわかる人が見ないと何やってるのかさっぱりわからないんじゃないでしょうか。
でも本やYoutubeなどに頼れば理解していけることがわかったので一歩前進です。
この調子で、仕事受けられるレベルを目指して学びつづけましょう!